毎晩、死んだ親友と幽体離脱で会っていた。夜明け前には自分の体へ戻る、それがいつもの約束だった。だがある夜、親友は突然何も言わず走り出した。必死で追うと向かった先は俺の家。部屋に飛び込み、眠る俺の体を見るなり、そのまま中へ飛び込んだ。慌てて戻ろうとしたが、見えない力に弾かれる。次の瞬間、俺の体がゆっくり起き上がり、小さく笑ってこう言った。「やっと戻れた。」