詩月の「追いかけてこい」は「頑張れ」と云う励ましのつもりだった。 詩月は「追いかけてこい」に「君ならやれるだろう」という期待をこめた。 「不器用だな。お前は何も気に病む必要ははい。忘れろ。郁はもう気持ちを切り替えてピアノ教師を目指しているのだから」