よぞらにほしくずたちはかがやく

 ルーナはいいました。

「『よぞらのまち』をまもるために、わたしたちはきえていくの」

「それはさいしょのだんちょう、「みかづき」とつぎのだんちょう「エトワール」のときからきまっていたの」

「まちをまもるためにわたしたちだんちょうは「ほしのざ」にいくの。「シリウス」にしたがうの。「ほしくずだん」からいなくなるの」

「そして、じぶんのきめたふくだんちょうにいのちをうばわれる」


「だから、わたしは、あなたをあいしたかった」


「ちいさなおほしさま、ごめんね。わたしはあなたのことがずっと、だいすきよ」


 ルーナはいなくなるまえ、そういい、いきをひきとりました。

 クルクスはしずかに、しずかに、なみだをながしました。

 そのなみだは、ちいさくかがくせいざのようによぞらにかがやいていました。



                                 おしまい