春は眩しくて、届かない




わたしは騒ぎながら、
胸の奥で小さく息を飲み込む。


りのんならそんな日が来ると思ってた。


応援するって決めた。


それでも。


陽奈はぐっと笑った。



「え、いつ!?どこで!?」




「放課後!?王道!?」




「え、待って私めっちゃ協力する!!!」



りのんは困ったみたいに笑う。



「まだ告白するなんて決めてないよ」



「だから相談してるんじゃん……」



その顔が、
少し不安そうで。


陽奈はその瞬間、
胸の痛みより先に“応援したい”が勝った。