私は口をぱくぱくさせた。
信じられない。
だってあの茉侑だよ?
優等生で。
頭が良くて。
先生たちからの信頼も厚くて。
そんな茉侑が?
「嘘……」
「本当」
「本当に?」
「本当に」
茉侑はスマホを取り出した。
画面には複雑なプログラム。
意味が全然分からない。
「これ仕事中」
「し、仕事……」
「うん」
見ちゃっていいの?
まぁ見ても分からないけど。
私は頭を抱えた。
情報量が多い。
多すぎる。
「なんで今まで黙ってたの?」
「言ったら驚くと思ったから」
「驚いてるよ!?」
「だよね」
茉侑は笑った。
私は大きくため息を吐く。


