そして。 「私ね」 静かに言う。 「KASUMIのハッカーなんだ」 一瞬。 意味が分からなかった。 「……へ?」 「だから」 茉侑が苦笑する。 「東区No.1暴走族チームKASUMI」 「で、そこの情報担当してるハッカーが私」 頭が真っ白になった。 「えええええええ!?」 思わず立ち上がる。 ガタン! 椅子が倒れた。 「ま、ま、ま、待って!?」 「うん」 「暴走族!?」 「うん」 「ハッカー!?」 「うん」 「茉侑が!?」 「うん、私」