中へ入った瞬間。
「茉侑さんお疲れ様です!」
「お疲れっす!」
「こんにちは!」
元気な声が飛んできた。
私はびっくりして目を丸くする。
そこには黒い特攻服を着た男の子たちがいた。
怖そうな人もいる。
でも。
みんな笑顔だった。
「あれ?」
「女の子?」
「もしかして噂の?」
「え、可愛くね?」
ざわざわ。
視線が集まる。
私は思わず茉侑の後ろに隠れた。
「こら」
茉侑がため息を吐く。
「脅かさない」
「脅かしてません!」
「してる」
「してません!」
息ぴったりだった。
なんだか少し面白い。
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