夕陽に染まる旧校舎が見えてくる。 普段は立ち入り禁止の建物。 どこか古びているのに、不思議と荒れた感じはしない。 むしろ綺麗に管理されていた。 「行こ」 茉侑に背中を押される。 私は恐る恐る扉を開いた。