うちら4人幼馴染、2人の両片思いたちが不器用すぎる!

「おーい!!!! 行くぞー!」
私(永川真奈、ね!)は今、急いで準備をしている。
そのとき、私の大好きな声が聞こえた。
今日も一日、楽しむぞ!
私はそう、鏡の前で意気込み、玄関に向かって走った。
靴を履き、玄関を開けた。
いつも通り、もう、3人は待っていた。
「ながまなはいつも遅いな!」
そう、言ったのは幼馴染・宮本春馬。
春馬くんは、私を「ながまな」って呼ぶ。
でも、もとはというと……。
「ながまな! 行くよー!」
彼女は私のもとにやってきて、手を引っ張ってくれた。
そう、その彼女というのは、私の幼馴染であり、そして親友でもある、星野瑠香ちゃんだ。
「瑠香ちゃん……ちょっと、待ってよ!」
「……お前は遅いからな、仕方ないな!」
「……べ、別にそんなことないし!」
そう! 私の大好きな声の持ち主……。
それは……。幼馴染であり、好きな人でもある、西園寺空くん。
空くんは、私にいっつも余計なこととかちょっかいとか出してくる。
でも、それが私からしたらいいんだけど……ね。



その頃、瑠香ちゃんと春馬くん。
「……あいつ、またちょっかい、出してる!」
「空は、いっつもそうだから! 仕方ないよ!」
「あいつら、いつになったら思い伝えるの? 両思いなのに!」
「……だ・か・ら、鈍感なの! 不器用すぎるの! 仕方ない!」
……と、会話してるとは知る余地もなかった。