早苗(さなえ)
主人公。
いつも10分前行動のしっかり者。
約束を守ることを大切にするタイプで、
永遠を待つのが当たり前になっている。
優しいが、内心は少し限界。
永遠(とわ)
早苗の親友。
いつも遅刻、しかも1時間レベル。
悪気はないが、時間にとにかくルーズ。
実は片想い中で、隼人のことが大好き。
羽奈(はな)
早苗のもう一人の親友。
ノリがよく、行動派。
「待つ側の気持ち」を代弁してくれる存在。
今回の“罠”の発案者。
隼人(はやと)
永遠の好きな人。
誕生日を迎える本人。
明るくて鈍感。
永遠の気持ちには、まだ気づいていない。
遅刻の代償、教えます① 10分前の私と来ない親友
【駅前】
早苗「……まだ来ない」
早苗(モノローグ)「集合10分前。私はいつも、待たされる。集合時間から1時間たっても」
【スマホを見る】
早苗「……既読は、ついてる」
羽奈「また?」
早苗「うん。今日も」
早苗(モノローグ)「待つのが当たり前になったら、それは“優しさ”なのかな」
遅刻の代償、教えます② 1時間遅れの「ごめん」
【1時間後】
永遠「ごめーん! 待った?」
早苗「……ううん」
早苗(モノローグ)「本当は、すごく待った」
羽奈「永遠さ、隼人の誕生日、忘れてないよね?」
永遠「忘れるわけないじゃん!」
早苗(モノローグ)「じゃあ、どうして時間は守れないんだろう」
遅刻の代償、教えます③ 罠、かけようよ
【放課後】
羽奈「ねえ早苗。罠かけようよ」
早苗「……罠?」
羽奈「隼人の誕生日。集合時間、いつも通りで」
早苗(モノローグ)「ちょっとだけ。ほんのちょっとだけ、分かってほしかった」
早苗「……やりすぎない?」
羽奈「大丈夫。愛のあるやつ」
遅刻の代償、教えます④ 主役がいない誕生日
【誕生日当日・カフェ】
隼人「永遠、まだ?」
早苗「……来てない」
早苗(モノローグ)「今日は、永遠が一番大切な日なのにね…」
【2時間後】
永遠(息を切らして)「ごめん!!」
【店内は静か】
永遠「……え?」
羽奈「もう始まって、終わったよ」
永遠「……私が、遅れたから?」
早苗(モノローグ)「初めて、永遠の顔が曇った」
遅刻の代償、教えます≪最終話≫ 待たせた分だけ
【帰り道】
永遠「……最低だね」
早苗「どっちが? 遅刻したのは、あんたでしょ!」
永遠「そうだけど! そうだけど…、私の一番大切な日なのにさ…」
羽奈「早苗は、これ以上につらかったんだよ? あんたが毎回遅刻するから」
永遠「…」
早苗「……遅刻、もうしない?」
永遠「するかもしれない。でも、…できるだけ減らせるように頑張る。今までホントごめん」
早苗(モノローグ)「完璧じゃなくていい。でも、待つ側の気持ちは、忘れないで。遅刻の代償は、信頼だったんだと思う」
主人公。
いつも10分前行動のしっかり者。
約束を守ることを大切にするタイプで、
永遠を待つのが当たり前になっている。
優しいが、内心は少し限界。
永遠(とわ)
早苗の親友。
いつも遅刻、しかも1時間レベル。
悪気はないが、時間にとにかくルーズ。
実は片想い中で、隼人のことが大好き。
羽奈(はな)
早苗のもう一人の親友。
ノリがよく、行動派。
「待つ側の気持ち」を代弁してくれる存在。
今回の“罠”の発案者。
隼人(はやと)
永遠の好きな人。
誕生日を迎える本人。
明るくて鈍感。
永遠の気持ちには、まだ気づいていない。
遅刻の代償、教えます① 10分前の私と来ない親友
【駅前】
早苗「……まだ来ない」
早苗(モノローグ)「集合10分前。私はいつも、待たされる。集合時間から1時間たっても」
【スマホを見る】
早苗「……既読は、ついてる」
羽奈「また?」
早苗「うん。今日も」
早苗(モノローグ)「待つのが当たり前になったら、それは“優しさ”なのかな」
遅刻の代償、教えます② 1時間遅れの「ごめん」
【1時間後】
永遠「ごめーん! 待った?」
早苗「……ううん」
早苗(モノローグ)「本当は、すごく待った」
羽奈「永遠さ、隼人の誕生日、忘れてないよね?」
永遠「忘れるわけないじゃん!」
早苗(モノローグ)「じゃあ、どうして時間は守れないんだろう」
遅刻の代償、教えます③ 罠、かけようよ
【放課後】
羽奈「ねえ早苗。罠かけようよ」
早苗「……罠?」
羽奈「隼人の誕生日。集合時間、いつも通りで」
早苗(モノローグ)「ちょっとだけ。ほんのちょっとだけ、分かってほしかった」
早苗「……やりすぎない?」
羽奈「大丈夫。愛のあるやつ」
遅刻の代償、教えます④ 主役がいない誕生日
【誕生日当日・カフェ】
隼人「永遠、まだ?」
早苗「……来てない」
早苗(モノローグ)「今日は、永遠が一番大切な日なのにね…」
【2時間後】
永遠(息を切らして)「ごめん!!」
【店内は静か】
永遠「……え?」
羽奈「もう始まって、終わったよ」
永遠「……私が、遅れたから?」
早苗(モノローグ)「初めて、永遠の顔が曇った」
遅刻の代償、教えます≪最終話≫ 待たせた分だけ
【帰り道】
永遠「……最低だね」
早苗「どっちが? 遅刻したのは、あんたでしょ!」
永遠「そうだけど! そうだけど…、私の一番大切な日なのにさ…」
羽奈「早苗は、これ以上につらかったんだよ? あんたが毎回遅刻するから」
永遠「…」
早苗「……遅刻、もうしない?」
永遠「するかもしれない。でも、…できるだけ減らせるように頑張る。今までホントごめん」
早苗(モノローグ)「完璧じゃなくていい。でも、待つ側の気持ちは、忘れないで。遅刻の代償は、信頼だったんだと思う」



