ちゅんちゅん、と外から小鳥のさえずりが聞こえる、翌朝の8時。
「……ん……っ」
ゆっくりと目を覚ますと、私の視界は、相変わらず国宝級のイケメンの胸元で埋め尽くされていた。
私の腰には、これ以上ないほど愛おしそうにそーちゃんの長い腕が回されていて、毎朝のルーティンである「目覚めのホールド」が完璧に完了している。
うわあああああん!!! 朝からそーちゃんの寝顔の破壊力がカンストしてるよぉぉぉ!!!
心の中の限界オタクが「毎日同じベッドで目が覚める一ノ瀬優愛(既婚)になりたい人生だった!!」と大号泣していると、私の動きに気づいたのか、そーちゃんの長いまつ毛がゆっくりと揺れた。
「……ん……優愛、おはよう」
寝起きのかすれた低い声が、ずるいくらいに色っぽい。
そーちゃんは目を覚ました瞬間、100点満点のワンコ笑顔を咲かせると、私の額に優しくコツンとおでこをぶつけてきた。
「あぁ……目の前に世界一可愛い俺の奥さんがいる。俺、今日も生きててよかった。優愛、記念日デート、付き合ってくれてありがとう。俺、やっぱり優愛のことが、1000年後も宇宙がひっくり返っても世界一大好きだよ」
「ふふ、私もだよ、そーちゃん。……さ、今日はお義母様のところに蓮くんをお迎えに行かなきゃね」
「あ……」
その名前を出した瞬間、そーちゃんが露骨に幻の犬の耳をヘニャンと垂らした。
「……もう現実に戻っちゃうんだ。蓮が帰ってきたら、また俺の特等席奪われちゃうなぁ。……優愛、蓮を迎えに行くまでのあと30分だけ、俺の『奥さん』のままでいて?」
「もう、ずっとそーちゃんの奥さんでしょっ(笑)」
呆れ半分、だけど愛しさ無限大。
私の「ダメ」は、やっぱりそーちゃんの脳内で「もっと強く抱きしめて」に自動変換されたみたいで、私たちは久しぶりの2人きりの朝を、限界まで甘く、大切に噛み締めていたのだった。
「……ん……っ」
ゆっくりと目を覚ますと、私の視界は、相変わらず国宝級のイケメンの胸元で埋め尽くされていた。
私の腰には、これ以上ないほど愛おしそうにそーちゃんの長い腕が回されていて、毎朝のルーティンである「目覚めのホールド」が完璧に完了している。
うわあああああん!!! 朝からそーちゃんの寝顔の破壊力がカンストしてるよぉぉぉ!!!
心の中の限界オタクが「毎日同じベッドで目が覚める一ノ瀬優愛(既婚)になりたい人生だった!!」と大号泣していると、私の動きに気づいたのか、そーちゃんの長いまつ毛がゆっくりと揺れた。
「……ん……優愛、おはよう」
寝起きのかすれた低い声が、ずるいくらいに色っぽい。
そーちゃんは目を覚ました瞬間、100点満点のワンコ笑顔を咲かせると、私の額に優しくコツンとおでこをぶつけてきた。
「あぁ……目の前に世界一可愛い俺の奥さんがいる。俺、今日も生きててよかった。優愛、記念日デート、付き合ってくれてありがとう。俺、やっぱり優愛のことが、1000年後も宇宙がひっくり返っても世界一大好きだよ」
「ふふ、私もだよ、そーちゃん。……さ、今日はお義母様のところに蓮くんをお迎えに行かなきゃね」
「あ……」
その名前を出した瞬間、そーちゃんが露骨に幻の犬の耳をヘニャンと垂らした。
「……もう現実に戻っちゃうんだ。蓮が帰ってきたら、また俺の特等席奪われちゃうなぁ。……優愛、蓮を迎えに行くまでのあと30分だけ、俺の『奥さん』のままでいて?」
「もう、ずっとそーちゃんの奥さんでしょっ(笑)」
呆れ半分、だけど愛しさ無限大。
私の「ダメ」は、やっぱりそーちゃんの脳内で「もっと強く抱きしめて」に自動変換されたみたいで、私たちは久しぶりの2人きりの朝を、限界まで甘く、大切に噛み締めていたのだった。



