三角関係の恋物語①

ずっと好きだった人。

ずっと憧れていた人。

その人が今、自分を見ている。

まだ信じられずにいて、

自分の頬を両手で抓る。

痛い。

これは夢でもなく現実。

「一人で何やってるん?」

「え?」

「プッ」

唖然としたわたしの表情に、

突然深澤辰哉さんは笑い出した。

「もう暗くなるし帰ろうか。」





続く