三角関係の恋物語

文化祭まであと一ヶ月。

各クラス、出し物の準備が始まっていた。

「深川さん、ポスター係頼めますか?」

と文化委員長にお願いされ、

放課後、その作業をやることになった。

するとーー

「手伝おうか?」

聞き慣れた声。

振り返ると、深澤辰哉さんだった。

「えっ!??」

突然の出来事に固まるわたし。

「まぁ、たまたま通りかかったんだよね。」

そう言って自然に隣へ座る深澤辰哉。

距離が近い。

近すぎる。

「緊張してる?」

「してません!!」

即答したわたしに深澤辰哉さんは笑った。

「フッ…(笑)してるじゃん」

その瞬間ーー