三角関係の恋物語

わたしは急いでその場から離れた。

聞きたくないものまで聞いてしまった。

『俺今好きな人いる』

頭の中で繰り返す。

深澤辰哉さんに好きな人がいた……

わたしは壁と向き合い、そのまましゃがみ込んだ。

いつの間にか泣いていた。

「あれ?優奈ちゃん?」