三角関係の恋物語

デートの約束をした日曜日ーー

突然誘われて待ち合わせなどは

LINEでやり取りをした。

「これ、本当にデートなんだ…」

わたしは指定された待ち合わせ場所へ

向かっていた。

数分後ーー

先に向井康二さんが立っていた。

わたしに気づくなり、

「おはよー!」

いつも通り元気な挨拶。

だけど今日は少し違う。

わたしはいつもより少し緊張していたのだ。

「お、お、おはよ…」

「あれぇ?緊張してる?」

「えっ?」

突然向井康二さんの左手が当たる。

「手つなげば解れるかな。嫌だったら言ってね」

「ううんそんなことない」

「そう。良かった。」

全然嫌ではない。

嫌ではないんだけど。

なんか違う。

「俺、ふっかさんには負けたくない」

「え?」

「俺は俺なりに、優奈ちゃんにアピールしてみせる。」

「………………」

わたしは俯いた。

声だけでわかる。

どんなに真剣なのか…

「まぁ!今日はとことん楽しも!!」

「あ、」

わたしは向井康二さんに引っ張られていく。

こうして向井康二さんとのデートが始まった。