三角関係の恋物語

月曜日の放課後ーー

わたしはまだ教室に残っていた

そんな中、突然向井康二さんが現れた。

「あー良かった。まだいた。ちょっと話があるんやけど…」

いつもの明るい笑顔ではなく、

真剣な顔だった。

教室にはわたしと向井康二さんだけ。

向井康二さんは少しだけ緊張したように笑う。

「……俺な…」

「………………」
わたしは黙って見つめる。

「優奈ちゃんが好きや」

時間が止まった。

「えっ?」

今の告白?

向井康二さんはまっすぐわたしを見る。

「ふっかさんが好きなんは知ってる」

「……………」

「でも諦める気はない」

「……………」

「だから俺も本気でいく」

静まり返った教室の中で、

わたしの胸の音が微かに鳴っているのがわかる。

まさか向井康二さんがわたしを

好きだったなんて……