せっかく巨大な肉のかたまりがあるので、厚めにスライスしてステーキにしよう。
あああ! ステーキなんて最後に食べたのいつだっけ? うーん見るからに上等な肉だ。こういう素晴らしい食材がごろっごろ食糧庫に転がっているのに。なんという持ち腐れ!
そしてこの台所の様子を見るに、おそらく……。
「手を止めるな。早くしろ。我は腹が減った」
「お嬢さん。卵でなにを作ってくれるのかなぁ。楽しみだぜ! 」
ハルフさん、どう考えてもチーズ大好き。
イタリアの市場でフォッカチャを売っていそうなひとのよさそうなおじさんであるハルフさんは、卵をたくさん分けてくださった。
まだ、あったかい鶏卵。
受け継いだ命を、大切に扱おう。
「なにか、手伝うことはあるかしら。……といっても、あたしね。料理は、てんで、駄目なのよ」
台所を見てお察し案件だった。しかし、……。
わたしは、お肉を切りながら、
「でもニャネさん、お掃除はちゃんとされているんですね。それに、食材も、あんなにたくさんあるのに、腐らせずにとってあって……」
「それは。……火をつける魔石もあれば、貯蔵庫に置いて置ける、食材を冷たく保つための魔石もあるのよ。魔力を込めたものが売られてはいるけど、……ま、あたしは、魔法を使うのが趣味で仕事でもあるから。魔石なんて腐るほどあるのよ」
キッチンは清潔で磨かれているのが分かる。タイルには汚れひとつなく……。
これを保つのがどれほど大変なのか。すこしは、分かってはいるつもりだ。
あああ! ステーキなんて最後に食べたのいつだっけ? うーん見るからに上等な肉だ。こういう素晴らしい食材がごろっごろ食糧庫に転がっているのに。なんという持ち腐れ!
そしてこの台所の様子を見るに、おそらく……。
「手を止めるな。早くしろ。我は腹が減った」
「お嬢さん。卵でなにを作ってくれるのかなぁ。楽しみだぜ! 」
ハルフさん、どう考えてもチーズ大好き。
イタリアの市場でフォッカチャを売っていそうなひとのよさそうなおじさんであるハルフさんは、卵をたくさん分けてくださった。
まだ、あったかい鶏卵。
受け継いだ命を、大切に扱おう。
「なにか、手伝うことはあるかしら。……といっても、あたしね。料理は、てんで、駄目なのよ」
台所を見てお察し案件だった。しかし、……。
わたしは、お肉を切りながら、
「でもニャネさん、お掃除はちゃんとされているんですね。それに、食材も、あんなにたくさんあるのに、腐らせずにとってあって……」
「それは。……火をつける魔石もあれば、貯蔵庫に置いて置ける、食材を冷たく保つための魔石もあるのよ。魔力を込めたものが売られてはいるけど、……ま、あたしは、魔法を使うのが趣味で仕事でもあるから。魔石なんて腐るほどあるのよ」
キッチンは清潔で磨かれているのが分かる。タイルには汚れひとつなく……。
これを保つのがどれほど大変なのか。すこしは、分かってはいるつもりだ。



