窓があるので開いて外を見れば、……憧れの、ファンシーな世界観が広がっていた。中世ヨーロッパで見る感じの可愛らしいおうちが立ち並んでいて、道端には、売り子をしているひとや、頭にたらいを乗っけたひと。小さな子どもが鬼ごっこなんかしたりしていて……携帯電話を持っているひとなんてひとりもいない。衣服も古代ローマを思わせる……白と茶で織りなされた質素なもので。けばけばしいいろが見当たらない。
遠くには山がそびえ、近くを、見たこともない鮮やかないろの鳥が舞い、踊るように去っていく。ぴちゅぴちゅぴちゅ。鳥の鳴き声がさざめき、通りからはひとびとの笑い声。活気がこちらまで伝わってくる。
いったいなにが起きたというのだ?
頭がクエスチョンマークだらけのわたしの後ろから、新たな声がする。
「あーら。セデス。あたしのプレゼントはお気に召したかしら? 」
登場人物は三人いたらしい。振り返ればそこには、……なんと。
頭部が猫ちゃんで、可憐な白いエプロンドレスを着た女の子が立っていた。
「おいニャネ。……毎度毎度騒がしいやつだな。今度はなにをやらかした? 」
遠くには山がそびえ、近くを、見たこともない鮮やかないろの鳥が舞い、踊るように去っていく。ぴちゅぴちゅぴちゅ。鳥の鳴き声がさざめき、通りからはひとびとの笑い声。活気がこちらまで伝わってくる。
いったいなにが起きたというのだ?
頭がクエスチョンマークだらけのわたしの後ろから、新たな声がする。
「あーら。セデス。あたしのプレゼントはお気に召したかしら? 」
登場人物は三人いたらしい。振り返ればそこには、……なんと。
頭部が猫ちゃんで、可憐な白いエプロンドレスを着た女の子が立っていた。
「おいニャネ。……毎度毎度騒がしいやつだな。今度はなにをやらかした? 」



