13話 はじまる前の物語
──全てが始まる前の物語。
わたしは魔法の本が好きだ。
本を読んでいると、
聞きたくない声が、きこえなくなるから。
父「またカリナはひとりで、魔法の勉強か?家族の集まりに出てこないとは、けしからんな。」
妹「お姉さまは、わたし達への当てつけで勉強なさってるのよ」
兄「俺たち家族の歓心を買いたいんだろ。狡賢い、あいつらしいな」
一同「魔力ゼロなら、そんなこと、しても無駄なのにね」
家族の団欒室から聞こえてくる声─。
わたしは魔法の本が好きだ。
本を読んでいたら、
考えても仕方がないことは、考えなくてすむから。
これは、わたしカリナ・オルデウスが転生をする前の話し──。
──全てが始まる前の物語。
わたしは魔法の本が好きだ。
本を読んでいると、
聞きたくない声が、きこえなくなるから。
父「またカリナはひとりで、魔法の勉強か?家族の集まりに出てこないとは、けしからんな。」
妹「お姉さまは、わたし達への当てつけで勉強なさってるのよ」
兄「俺たち家族の歓心を買いたいんだろ。狡賢い、あいつらしいな」
一同「魔力ゼロなら、そんなこと、しても無駄なのにね」
家族の団欒室から聞こえてくる声─。
わたしは魔法の本が好きだ。
本を読んでいたら、
考えても仕方がないことは、考えなくてすむから。
これは、わたしカリナ・オルデウスが転生をする前の話し──。
