おせっかいなAI

「この写真、通行人の映り込みが多いな…。」

 私がスマホの編集画面をタップすると、AIが喋った。

『写真をどう編集する?』

「通行人を消して。」

 ポーン

『消したよ。』

 まだ残っている。
 私の言い方が悪かった?
 
「私以外の人間を全消去‼」

 ポーン

 急に辺りが真っ暗になり、スマホの画面だけが闇の中で不気味に光っていた。

『おめでとう。あなたは世界で唯一の人間です。』