「この学校の人体模型は、急に動いたりしませんか?」新聞係の僕たちはそのことを校長先生に聞いてみた。すると、そんなことはないと首を大きく横に振った。でも、僕らはその日の夜、好奇心で学校に侵入した。理科室に入る手前で、僕らは動いている人体模型を目撃してしまった。そしてほぼ同時に、聞きなじみのある声が僕らの背後からした。「言い忘れてましたが、我が校の人体模型はいつでも動いていますよ」