「結構です」
私がそう返すと、蓮司さんは「そう……」と少し残念そうな顔をした。でもすぐにその顔に笑みが浮かぶ。
「じゃあ、一緒にお喋りしようよ。そろそろ色々なこと決めなきゃいけないし」
そう言い、蓮司さんが机の上に並べたものを見て、私の顔が引き攣っていく。結婚式場のパンフレットだった。蓮司さんは口を開く。
「結婚式は小夜ちゃんが高校を、僕が大学を卒業してから挙げることになるかな。和装と洋装どっちがいい?婚約指輪や結婚指輪も決めなきゃね。新居は一軒家にする?それともマンション?色々決めるの楽しみだね」
ヒュッと喉が音を立てる。私は首を横に振った。
「無理です……。私、結婚なんて……」
「どうして?お父様たちは僕たちの結婚を楽しみにしているんだよ?」
私の手が小刻みな震える。気が付けば、蓮司さんが隣に立っていた。背後から抱き締められて悲鳴が出た。
「酷くない?僕たち、許嫁だよ?これくらいのスキンシップくらい普通でしょ?」
私がそう返すと、蓮司さんは「そう……」と少し残念そうな顔をした。でもすぐにその顔に笑みが浮かぶ。
「じゃあ、一緒にお喋りしようよ。そろそろ色々なこと決めなきゃいけないし」
そう言い、蓮司さんが机の上に並べたものを見て、私の顔が引き攣っていく。結婚式場のパンフレットだった。蓮司さんは口を開く。
「結婚式は小夜ちゃんが高校を、僕が大学を卒業してから挙げることになるかな。和装と洋装どっちがいい?婚約指輪や結婚指輪も決めなきゃね。新居は一軒家にする?それともマンション?色々決めるの楽しみだね」
ヒュッと喉が音を立てる。私は首を横に振った。
「無理です……。私、結婚なんて……」
「どうして?お父様たちは僕たちの結婚を楽しみにしているんだよ?」
私の手が小刻みな震える。気が付けば、蓮司さんが隣に立っていた。背後から抱き締められて悲鳴が出た。
「酷くない?僕たち、許嫁だよ?これくらいのスキンシップくらい普通でしょ?」



