雪音だけのライブハウス(リメイク)

愛祈琉
「私を心配させないため…?」

元香
『…かもね。』

愛祈琉
「今は私のこと…忘れてるんだよね…?」

元香
『…心のどこかに残ってたんじゃない?』

愛祈琉
「修児くん…お母さんにも弱音を吐いたりしないの?」

元香
『…そうね。』



愛祈琉
「いつも1人で…悲しみと戦ってるの…?」

元香
『…アイツなりのプライド、察してあげて。』

愛祈琉
「わかった…私、修児くんにいつも通りの笑顔を届けるよ。」

元香
『…よろしく。帰るよ。』

愛祈琉
『うん…。』

私は修児くんに与えてもらってばかりだと、今さら気づいた。

修児くんは、涙も悲鳴も心に閉じ込めて、ずっと私を応援してくれた。

なのに私は…修児くんに何を返せるんだろう…?