夜中に喉が渇き、真っ暗な台所へ向かった。手探りで冷蔵庫を開けると、庫内の明かりが眩しい。冷たい麦茶をコップに注いで一気に飲み干した。ふと冷蔵庫の奥に、見慣れない赤い箱があるのに気づいた。何だろうと手を伸ばした瞬間、横から「それは開けないでって言ったよね」と低い声がした。ここは一人暮らしの私の部屋だ。じゃあ、今開けた冷蔵庫は誰のものだろう。