雑貨屋で綺麗な砂時計を買った。「砂が落ち切るまで息を止めて願い事をすると叶うよ」と店主に言われた。家に帰り、さっそく試してみる。息を大きく吸い込み、砂時計をひっくり返した。サラサラと落ちる砂を見つめながら、心の中で願い事を唱える。しかし、砂は半分ほど落ちたところでピタリと止まってしまった。苦しくなった私は口を開けようとしたが、なぜか息を吐き出すことができない。