校庭の隅にひっそりと立つ百葉箱。気温や湿度を測る機械が入っていると理科の授業で習った。放課後、南京錠がかかっていないことに気づき、好奇心からこっそり扉を開けてみた。中には温度計ではなく、古びたノートが一冊だけ置かれていた。ページをめくると、全校生徒の名前と、その横に日付がびっしりと書かれている。私の名前の横には、明日の日付が真っ赤なペンで記されていた。明日は何が起きる日なのだろう。