毎朝のホームルームで、先生が声高く出席確認をする。「1番、青木くん」「はい!」「2番、飯田くん」「はい!」みんな元気に返事をする。私の名前が呼ばれ、私も元気に「はい!」と返事をした。先生は満足そうに頷き、「よし、全員「本物」だな」と呟いて出席簿を閉じた。私は胸をなでおろす。毎朝のこの確認をクリアしないと、私たちはすぐに不良品としてスクラップにされてしまうからだ。