最後まで読まないで

毎日学校に水筒を持っていっている。中身はいつも冷たい麦茶だ。ある日、体育の授業の後に水筒を飲むと、麦茶が少し甘く感じた。「お母さん、砂糖でも入れたのかな?」家に帰って水筒を洗おうと中を見ると、底の方にドロリとした赤い液体が沈殿していた。「お母さん、今日の麦茶おかしくなかった?」母は不思議そうな顔をして言った。「今日、水筒忘れていったじゃない。あんた、何を飲んだの?」