国語の授業で使うために、お父さんから古い国語辞典を貰った。ページがあちこち茶色くなっていて歴史を感じる。私はパラパラとページをめくって遊んでいた。ふと「幸福」という単語が目に留まり、意味を読んでみた。そこには「愛する家族をすべて失い、一人きりで暗闇の中で生きること」と書かれていた。驚いて他の単語も調べようとした瞬間、リビングからお父さんとお母さんの激しい悲鳴が聞こえた。