雨の日の朝、お気に入りの長靴を履いて学校へ向かった。途中の道に、大きな水たまりができていた。私は楽し気にその水たまりの真ん中にドボンと飛び込んだ。パシャッと水しぶきが上がる。でも次の瞬間、私の体は水たまりを通り抜けて、真っ暗な空間へと真っ逆さまに落ちていった。上の水面を見上げると、そこを、私の長靴を履いた「誰か」が、満足そうに足音を立てて歩き去っていくところだった。