最後まで読まないで

今日は日直なので、放課後に教室の窓の鍵を閉めて回っていた。一番後ろの窓の鍵を閉めようとした時、校庭に立っている知らない男と目が合った。男はじっとこちらを見上げ、不気味に笑っている。怖くなった私は、慌てて鍵をかけてカーテンを閉めた。よし、これで安心だ! 教室を出ようとして、ふと気づいた。今の男、校庭から二階の窓にいる私と、どうして真っ直ぐに目が合ったんだろう。