幼なじみがこんなにも私に恋していたなんて 〜歪んだ執着心〜

仁くんと別れてから私は自分の顔を押さえる。

よか、った・・・・・・。

南谷さんが言ったことは全部でたらめ。

全部ウソなんだ・・・・・・。

私のために焦ってくれた仁くん。

私を愛おしそうな目で見つめる仁くん。

その全てが私は嬉しくて・・・・・・愛おしい。

仁くんの全ては私の物であってほしいと考えるようになってから、嬉しく、幸せで・・・・・・。

同時に苦しかった。

仁くんの一挙一動でビクビクして・・・・・・。

でもそれ以上に仁くんが大好きで愛してる。

大好きだなぁ・・・・・・。

*  *  *

「仁くんっ・・・・・・!」

あれから1年。

私達は高校3年生になった。

その年で・・・・・・高校最後の文化祭の日。

私達は劇をすることに。

『今から、3年A組の劇【白雪姫】を開始します』