幼なじみがこんなにも私に恋していたなんて 〜歪んだ執着心〜

「なぁっ・・・・・」




「私よ、り、大事なひ、といるんでしょっ・・・・・・!」




泣きながら俺を睨む澪から発せられた言葉はこれだった。

俺はその言葉に本気で衝撃を受けて目を丸くする。

意味がわからなかった。

澪よりも大事な人なんてこの世にない。

寧ろ澪の口からそんな言葉が出てきたことの方が衝撃だった。

そんなことを思わせることなんて一つもしてない。

「いない」

俺は急いで口からこの3文字を出す。

「う、そっ・・・・・・!」

「嘘じゃない。本当に澪より大事な人なんていない」

澪は目を丸くして、でも尚意思を強く持って言った。

ここで澪を説得しなかったら恐らく俺の喜怒哀楽が暴走しだす。

恐らく哀が一番強いだろう。

「・・・・・・誰かに言われたか・・・・・・?」