幼なじみがこんなにも私に恋していたなんて 〜歪んだ執着心〜

俺はそんな澪を抱きしめる。

可愛い。

こんな罪なほどに可愛いのに俺にしてることは残酷だ。

「は、離してっ!」

いつもならゆっくり俺の背中に手を回す澪が俺の腹部を細い腕で押す。

俺は油断してたのか澪の弱い力に負けて腕を解いてしまう。

澪は悲しそうにでも顔を赤くして俺を睨む。

・・・・・・悪魔だ。

ここまでして俺を突き放すって・・・・・・。

俺は目の前の悪魔の尊顔を見ながら悪魔の口が開くのに反応する。

「かえ、ってっ・・・・・・」

そう言った所で澪はとうとう泣き出してしまった。

っ・・・・・・。

可愛すぎる。

目の前の悪魔兼天使を見ながら自分の欲を抑える。

このままじゃ本当に帰されると思い俺は焦って口を開く。