幼なじみがこんなにも私に恋していたなんて 〜歪んだ執着心〜

「何でだ」

階段の前で仁くんが私に言う。

「・・・・・・仁くんは分かってるでしょ」

そう、自分でも分かるほど嫌味っぽく言う。

言った後に後悔する。

また仁くんが怒るのではと。

「・・・・・・いや、分からない」

「・・・・・・隠さなくて良いから」

私がそう言うと少し悩んだように顎に手を当てた考えた後、はっと顔を青くして仁くんは口を開く。

「まさ、か・・・・・・」

「・・・・・・」

仁くんの口から出る言葉に緊張しながら仁くんの言葉を待つ。

「・・・・・・澪のローファーの底の中にGPS埋め込んだことか・・・・・・?」

「・・・・・・え?」

仁くんの口から出て来た言葉に私は目を丸くする。

私は急いで自分のローファーを脱いで取る。

するとかかとの底に四角いカッターで切ったような線があり、縦に振るとポロっとその切れた所からローファーの側面と黒くて小さい立方体が出てくる。

赤の光がピカピカと光る。