恋を隠して、バレないで





「あぶない!!!!」




「うん?」






バサァァーーー!!!




頭の上から大量の紙が降ってきた。




上を見た時には手遅れ。

スローモーションで近づいてくる紙の束をゆっくりと見つめていると

そのまま紙に呑まれて、

重さに耐えきれず椅子からは崩れ落ち、

床にうつ伏せになった。



……そんなことある?
えっ??水に続いて紙???厄年なの??

私は何かに呪われてるの???




「せなちゃぁぁーんん!!」




委員長の悲痛な叫びが耳にキーンと届いて顔を顰めた。


なにごと?
全面紙の山すぎて何も見えない。



瀬名ちゃん生きて!!今から助けるから、って委員長がすぐ側で叫び続けてくれて、人が続々と集まってくる気配を感じた。



気がする。多分。
だってこの時自分が何を考えていたのかすら覚えていないぐらいの猛烈な睡魔に襲われたから。

ついに脳がシャットダウン。
私は静かに瞳を閉じた。