ふわーっと景色に見惚れながら相槌を打つ。
壁にかけられた時計も一秒一秒刻みながら動いていて、あと五分もしたらチャイムがなる。
その五分もあっという間なんだ。
パッと横をむくと、委員長の手を両手で包み込んだ。
「委員長、一年生の頃は助けて貰ってばっかでろくな恩返しも出来ずにいたから二年生は頑張る。委員長の役に立てるように頑張る!!二年生もよろしくね!!」
「……うん!!こちらこそ!」
委員長は一年生の頃から私の事を気にかけてくれた。
外部生でクラスで浮いていた私に沢山話しかけてくれたのが委員長だ。
二年生もなんだかんだ大変だろうけど、自分なりに足掻いて頑張るぞぉ!!
そんな決意を固めて小さくガッツポーズを決めた、その時だった────。



