こっち向いてよ、千歳くん。






――体育館にて。



「さて、今日の授業はバスケットボールだ。まず男女それぞれ別れろー。その後、男女それぞれ3チームずつ作れー」




そう言われて、私は芹奈と他の女の子3人とチームを組んだ。


今は他の2チームが対戦しているから、私たちのチームは休憩だ。




「あ、華乃! 男子チームの方見なよ、千歳やってるよ!」



そう言って、芹奈は千歳くんの方を指さした。



「ちょ、芹奈! そんなあからさまにやらなくても!」



そう言って、私は慌てる。


すると、他の女子が私を見て目を輝かせた。