こっち向いてよ、千歳くん。


時間割変更のお知らせかもしれない。


そう思って私たちはわくわくしていた―――のだが。




「この後、HRが終わったらシューズと水筒を持ってすぐに体育館に来るように!」




そう言われて、私たちは苦笑いをして目を合わせた。




「うっ。やっぱりそう簡単には行かないわよね」


「まあまあ。でも体育、私は好きだよ! 体動かすの楽しいもん」



そう言って、腕をのばした。



「それはそうだけどー」


「ほらほら、不服そうな顔しないで! バスケ楽しもうよっ!!」



そう言って笑顔を見せると。


芹奈は頭を抱えた。



「大丈夫? 頭痛いの?」


「ちがーう……華乃は可愛すぎるの、なにもかも!!」



じとっと睨まれて、私は困った表情。



「わ、私のせい!? 知らないよーっ!」




そして、その後。


HRが終わって、私たちは体育館へ移動した。