こっち向いてよ、千歳くん。


「それに、帰宅部の方が気楽そうだし? バイトとかできるから楽しそうじゃない?」



そう言うと、芹奈は確かに、と頷いた。




「じゃあ、芹奈は? 部活入るの?」


「うん。あたしはダンス部! ここのダンス部入るためにこの高校にしたって言っても過言じゃないし!」


「あー、そういえばこの高校、ダンス部が強いんだっけ?」


「そ! だからダンス部にする! あーあ、華乃も入るかと期待してたんだけどなあ」



そう言って、残念そうな表情をする芹奈。



「まあ、たまに顔出すよ! ダンスは好きだし!」


「待ってるからねー? じゃあ、あたし部見学行ってくる! またねー」


「あ、うん! またね!」



そう言って、部見学に行った芹奈を見送った。




……さて。私は帰りますか!


そう思って、私は校門の方へ向かった。