────────次の日
お姉ちゃんにがんばっておいでと背中を押され、今日も眼鏡をつけて学校に向かっている。
「唯」
後ろから声をかけられ振り向くと椎名先輩と三井先輩だ。
「唯ちゃんおはよっ」
と三井先輩も声をかけてくる。
「椎名先輩三井先輩おはようございます!」
昨日の今日で少し照れる…。
「おはよ」
先輩は自然にあたしの手を握り歩き出す。
それを見た三井先輩がギョッと目を見開き
「え?ちょっと待って!何これ、二人付き合ってるの?え?聞いてないんだけどぉ〜!!」
「うるせぇ」
そう言って嫌そうに三井先輩を見る。
「俺たち親友だよね?!普通に報告ぐらいしない?」
「うるせぇ」
「うわぁ〜俺様すぎん?唯ちゃん苦労するね〜。ま、おめでとう」
と、私になんやかんや嬉しそうに笑う三井先輩。
「ふふふ…ありがとうございます。三井先輩!」
あたしは幸せな顔をして笑う。


