すると
「ただいま〜!」
お姉ちゃんが帰ってきた。
玄関にむかい
「おかえりっ!」
とお姉ちゃんに元気よく声をかける。
「あら?なんかいい事でもあったのね?どーしたのかしら〜?」
とお姉ちゃんはあたしより嬉しそうに笑う。
「うん…ご飯食べながら聞いてくれる?」
と、照れたように答えると
「もちろんよ?」
とやっぱり優しいお姉ちゃん。
あたしは残りの夕飯の準備を済ませてテーブルにご飯を並べていく。
そして二人でいつもの席に座る。
「「いただきます」」
二人でたわいも無い話をしながらご飯を食べ進める。
「それで、唯が聞いてほしいことってなにかしら?」
とお姉ちゃんが微笑む。
「うん…、えとね、好きな人が出来たの。」
お姉ちゃんの大きい目が更に大きく開く
「あら!やだ!!おめでとぉ!!!もうお付き合いはしてるのかしら?」
「う、うん…。今日気持ちが通じたの…。で、でも、みんなあたしの素顔知らないから…」
と少し落ち込むあたしに
更にお姉ちゃんはビックリする。
「あのださい眼鏡の唯を好きになってくれたのね?その彼は、見る目があるわね〜!!あ、でもその彼だけじゃないわね?唯の友達も見る目がある素敵な子たちよね。みんなに会ってみたいわね〜」
と、楽しそうなお姉ちゃん。


