10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


――『柏木さんみたいな普通な子。相手にされない』

「何? 何かあったの?」

ヒロくんが心配そうにあたしの顔を覗きこんできた。

その顔があまりにも近くて、思わず体をのけ反らせてしまった。

「あ、ううん。何でもない」

とりあえず、笑ってごまかす。

「何か、気にくわねぇ」

うわ、出たよ。

不機嫌和馬くん。

「最近、おまえらコソコソしすぎじゃね?」

「そうか?」

機嫌の悪い和馬くんに対し、素っ気なく答えた健くんは、雑誌に視線を落としている。

「まさか、俺に秘密を作るつもりか?生意気な」

この言い合い、とめた方がいいのかな。

何か、このままだと和馬くん、健くんに掴みかかりそうなんだけど……

「秘密ね……」

意味深に口角を上げた健くん。

「まぁ、3位以内に入って、コンテストに出場出来れば、わかると思うよ」