ボ…ボボボボボボッ!!!!
いくら鏡越しだからとはいえ、急に言われると心臓が壊れてしまう。
しかも、クールなほほ笑みで、だ。
心臓のバロメーターが一気にMAXになった。
お湯の沸騰を知らせるヤカンのように、頭のてっぺんからピーっと甲高い音が鳴っている。
健くんから目を逸らし、俯く。
どうしよう……
健くんと目が合わせられない。
この心臓の動き、尋常じゃないよ……
「それで見返してやればいい」
「……?」
「あの時のアイツら」
冷静な声の健くん。
あの時のアイツら……って。
あの、非常階段の?
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