3分後。
ゆっくり目を開けると、目の前には手鏡が用意されていた。
徐々にピントが合ってきて、自分の顔がはっきりと見えるようになる。
「うわ……真っ白」
そこには、今までに見た事のない自分がいた。
肌は白く透き通っていて、頬の位置が少し上がっているような気がする。
「驚いた?」
ヒロくんと鏡越しに目が合い、コクンと頷いた。
「やっぱり、思った通りだった」
え? と、眉を上げる。
「柏木、ニキビもなくて元々キレイな肌をしてたから、一度のパックで驚くほどキレイになるだろうなって。ほら、和馬達も見てみなよ。柏木、すごくキレイになった」
ヒロくんが言うと、和馬くんと健くんの視線が同時にあたしに向いた。
「大袈裟じゃね?」
あたしの顔をジッと見る和馬くんが、眉を寄せる。
「素直じゃねーな」
和馬くんの横から割り込んできたのは、健くんだ。
「キレイじゃん」



