ヒロくんがポンポンと叩いたのは、な、何と、ヒロくんの膝!!!
こ、ここに頭を乗せるの!!?
ひざ枕ってヤツですかっ!?
「ほら、早く」
グイっと肩を押されて、強引に仰向けにさせられた。
天井との間に見えるのは、何かを準備し始めるヒロくんの真剣な顔。
和馬くんから“何か”を受け取ったヒロくんは、あたしを見下ろしてニッコリほほ笑んだ。
「軽く目を閉じて」
言われるがままに目を閉じる。
すると、顔全体がヒンヤリするものに包まれた。
鼻と口だけに穴があいている。
「3分間、このままね」
あまりの冷たさに、何だか毛穴がキュッと引き締まったような気がした。
おまけに、顔全体までが縮んで、小顔になっていってる感じ。
パックなんて、生まれて初めてだ。
「ほら、柏木。鏡、見てみて」



