「文化祭で1位を競い合うって、どんなことするの?」
「ファッションショーだよ」
ファッションショー!!?
「女子もみんな気合い入ってるからねー。素人のショーだけど、かなり本格的。去年1位をとった人は先輩なんだけどね、2冠達成してるみたい」
ヒロくんが言うと、
「超がつくくらい美人だぞ」
和馬くんがまたイタズラに笑ってあたしを見てきた。
「すごいコンテストがあるんだね。まぁ、あたしには関係ないイベントだけど」
あたしが頬杖をつきながら言うと、『はぁ?』と、3人が眉を寄せた。
「どこが関係ないんだよ」
和馬くんが目を丸める。
「どこがって。3位に入らないと、コンテストに参加できないんでしょ?だったら、あたしには関係ないよ。2年の女子、150人近くいるんだよ?」
「だから何だよ」
「いや、だから無理だって」
和馬くんを見て、苦笑した。
「無理じゃないと思うよ」
ヒロくんがほほ笑む。
「気づいてないの? 柏木」
何を? そう聞くようにヒロくんを見上げた。
「結構、男子に人気あるよ」
あ、あたしが……?
ハハッ
まさか。



