10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


あたしが言うと、

『普通だよ』ともう一度言って、肩をすくめた。

「まぁ、終わったものは仕方ないしさ、次へ気持ちを切り替えようよ」

「次?」

「ほら、2学期と言えば?」

「……。 文化祭?」

「他に」

「体育祭?」

「もっと他に」

「あ、わかった。修学旅行だ!!」

「ブーッ。 はずれ」

「じゃあ、何?」

2学期にある行事って、他に何かあったっけ?

普通はこれぐらいだよね……?

「コンテストだよ」

答えたのは、ヒロくんだけじゃなかった。

和馬くんと健くんの声も重なった。

「美女コンテスト」

び、美女コンテスト?

何それ。

聞いたことない。

「毎年、結構盛り上がるイベントなんだよ。文化祭前にコンテストを開いて、投票で各学年、上位3位までを決めるんだ。そして、計9名が、文化祭で1位を競い合うんだ」

「それって、女子全員参加なの?」

「まぁ、基本的に?」

素っ気なく答えた和馬くん。

ヒロくんは、和馬くんを一瞥して説明を続けた。

「テスト終了後。つまり、今から投票開始。投票権は男子のみ。気に入ったコの名前を紙に書いて、生徒会が作った投票箱に入れるんだ。そんで、後日開票されるってわけ」

「へ、へぇ……」

何だか、ちょっとヤだな。