10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


「おまっ、みんなのがそろうまで待てよ」

和馬くんの言葉を無視して、一口パクリ。

う~ん!!

デリシャス!!

このブルーベリーのあっさり感がたまらない。

「きったねー食い方」

眉間にしわを寄せる和馬くん。

「ガハハっ。 いいぞ、ゆず。もっと食ってすくすく育て。 ほら、俺のいちごもやろう」

「いいの?」

「おまえ、好きだっただろ? いちご。好きなもんを食え」

「龍兄、大好きっ!!」

ニッコリ笑いながら、龍兄のくれたいちごもパクリ。

口の中に果汁が広がり、甘酸っぱさでいっぱい。

「龍兄……てめ。おい、ゆず。 俺のいちごもくれてやる」

不機嫌な和馬くんが、あたしのお皿の隅に、フォークで刺したいちごを置いた。

「ふふーん。 ありがと」

口いっぱいにケーキやいちごを頬張り、リスのように頬を膨らましながら和馬くんにほほ笑んだ。

ちゃんとお礼を言ったのに、プイっとそらされた視線。

何か、マズイことでも言ったかな……