10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


「健くん。 おはよ」

ラーメン屋の前に着くと、ちょうど健くんが門から出てきたところだった。

相変わらず眠そうに欠伸をしている。

「……はよ」

「おまえさ、どうしてそう毎日眠そうなの?」

和馬くんが眉間にしわを寄せる。

「…テスト勉強してた」

ふぁー、と、欠伸した健くん。

「明後日、テストだし」

何故か遠くを見ながら、健くんが言う。

何かあるのかと健くんの視線の先を追ったが、特に何もない。

何を見てるの?

そう聞くように、健くんを見上げる。

すると、今まで無表情だった健くんが、横目で、フっと、ほほ笑んだ。

ドキュン――!!!!

い、今、心臓を射抜かれた…

な、な、な、な、なッ!!!!

今のほほ笑みは何だッ!!

危ない……

気を抜いてたら、あたしいつか殺されてしまう……